この星には男と女がいて、昔は親や親戚を通じて相手を見つけ、結婚した。
時代が下がって、学校や職場で知り合った相手と自由恋愛の結果、結婚するようになった。
最近では出会い系などでほとんど何も知らない相手と結婚することも増えてきた。
結婚相手のことを調査するサービスは昔からあって、一時は廃れていく一方だったのが、最近はまた需要が高まっている。
何しろ、具体的な事をほとんど知らない相手と結婚するんだから、何も調べないのは危なすぎる。
相手が自分で言っている経歴や仕事は本当のことなのか?
親兄弟はまともな人なのか?
注意深く見ていたらおかしいところがいっぱいあるのに、調べずに結婚して地獄を見る人がたくさんいる。
しかし、結婚調査(=婚前調査、結婚身元調査)の方も今の時代の問題を解決するものになっていないことがままある。
時代は変わったのに調査の中身が古いままなのだ。
結婚調査をやるのはいいが、結婚調査の内容が問題だ。
何をどう調べるのか?
依頼する前に、それを徹底的にはっきりさせた方がいい。
事前の詰めが甘いと、違法に入手した戸籍謄本と雑な聞き込み結果を渡されて何百万円という請求を受けることになりかねない。