後遺障害等級について思う

この星では夥しい数の自動車が走行している。

当然、自動車同士が衝突したり、自動車が建物に突っ込んだり、人が自動車に轢かれる事故が頻繁に起きる。

人が一生のうちに一度も交通事故に遭わない可能性は35.8%だそうだ。

自分も軽微な事故を起こしたことはある。

ただ、深刻なケガをした人はこれまでの人生で遭った人でも数人であり、亡くなった人はいない。

後遺症事故、死亡事故に遭う確率は一生を通しても、おそらくそんなに高くないのだろう。

とはいえ、運が悪いと後遺障害が残ることもある。

そういう場合、当然損害賠償というものがあるが、右手を失った人と右足を失った人のどちらが高い賠償金を受け取るべきかという問題が発生する。

これは後遺障害等級というものを認定して、等級をもとに賠償額を計算することで解決しているそうだ。

思えばすごいシステムだ。

目が見えなくなる、手がなくなる、足が麻痺する・・・といった傷害はそれぞれ質的に違い、深刻度の順に並べろと言われてもなかなか難しい気がする。

配達人なら足がなくなれば仕事を失うが、画家にとっては失明は足が不自由になることよりつらいだろう。

そういう問題を乗り越えて、障害の種類に序列をつけた表が長年かけて完成されているのである。

精巧な機械を作り上げる技術もすごいが、こうした社会システムを作り上げるところも、人間はすごいなと思う。

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女子が借金地獄にはまるパターン

この星の女子はしばしば債務地獄に陥る。

普通に働いていたのでは永久に返せないような負債を背負うこともある。

容姿が可愛ければ風俗という手もあるが、ブサイクな女子はどんな運命をたどるのだろうか?

想像するだに恐ろしい。

さて、彼女らはどのようにして借金地獄に堕ちるのか?

ホストクラブ通い、買い物依存症などはもちろんだが、そういうのは自業自得の感もある。

しかし、地味でまじめな女子でも借金が膨れ上がって返せなくなることが結構あるのだ。

それは自分と収入レベルの違う友達グループにつきあいすぎて、というパターンだ。

会社などでプチセレブなリーダー格に率いられた女の子のサークルがあって、仲間外れになるととてもつらい目に遭う。

地味で気の弱い女の子は無理をして一生懸命ついていく。

高いレストランでのランチや女子会、海外旅行なんかにも無理して付き合い、足りないお金は借りる。

そういうことを繰り返していくうちに借金は返済不能なレベルにまで膨らんでいく。

サークルのメンバーはこの子が無理をして苦しんでいるのを知っていて楽しんでいる。

じわじわ負荷をかけてどこまで耐えられるか、もてあそんでいるのだ。

本当は友達でもなんでもない。

このブログを読んでいて「自分のことかも?」と思い当たった人は、すぐにそんな連中と縁を切ってほしい。

そして生活再建の方法を探るのだ。

借金地獄からの復活は必ずできる。

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保険会社はむち打ち症を警戒

今日は交通事故損害賠償について書きたい。

保険会社は被害者の味方ではなく、常に保険金支払いの抑制を念頭に置いている。

後遺障害を負った場合、一目瞭然な障害なら認めて支払うしかない。

例えば手足がなくなっているような場合。

しかし、はっきりしない点がある場合はいろいろ難癖をつけてくる。

例えば高次脳機能障害。

CTやMRIの画像からはっきり損傷が読み取れない、損傷は事故前から存在した可能性がある、損傷は事故後に発生したものだが原因は加齢だ、損傷は確かにあるが症状と結びつかない、云々。

事故と被害の関係を薄めるいろいろな理由が考えられるが、そのすべてを使って攻めてくると思ったほうがいい。

もちろん、症状を大げさに申告して少しでも保険金を分捕ってやろうというけしからん輩もいるから、保険会社が一方的に悪なわけではない。

しかし、人間の体は複雑でしかも一人一人違うから、説明しがたい変わった症状が出る場合もあるし、それだってちゃんと補償してもらいたいと思うのは当然だ。

事例の数からいえば、この種の争いで一番多いのはむち打ちだ。

件数が多いのとインチキな請求も多いことで、保険会社はむち打ち症の損害請求には神経をとがらせている。

むち打ちなら後遺障害等級を軽くさせることはもちろん、等級認定を指せないのが一番保険金節約になる。

それに向けた策略のひとつが治療費打ち切りだ。

それによって患者が自己負担を嫌って治療を長く中断するよう誘導する。

治療の中断が長いと症状と事故の因果関係が認められなくなり、等級は取れなくなる。

こんな策略に引っかからず、症状があるなら自費でも治療を継続することだ。

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現代の結婚調査

この星には男と女がいて、昔は親や親戚を通じて相手を見つけ、結婚した。

時代が下がって、学校や職場で知り合った相手と自由恋愛の結果、結婚するようになった。

最近では出会い系などでほとんど何も知らない相手と結婚することも増えてきた。

結婚相手のことを調査するサービスは昔からあって、一時は廃れていく一方だったのが、最近はまた需要が高まっている。

何しろ、具体的な事をほとんど知らない相手と結婚するんだから、何も調べないのは危なすぎる。

相手が自分で言っている経歴や仕事は本当のことなのか?

親兄弟はまともな人なのか?

注意深く見ていたらおかしいところがいっぱいあるのに、調べずに結婚して地獄を見る人がたくさんいる。

しかし、結婚調査(=婚前調査、結婚身元調査)の方も今の時代の問題を解決するものになっていないことがままある。

時代は変わったのに調査の中身が古いままなのだ。

結婚調査をやるのはいいが、結婚調査の内容が問題だ。

何をどう調べるのか?

依頼する前に、それを徹底的にはっきりさせた方がいい。

事前の詰めが甘いと、違法に入手した戸籍謄本と雑な聞き込み結果を渡されて何百万円という請求を受けることになりかねない。

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